60L, 映像・写真用フォローフォーカスキット, O-Box WM, O-グリップ ハンドグリップ & ユニバーサルベースプレート

カリフォルニア州バーバンク (2014年3月24日) – Vitec Group のブランドである OConnor は、2014年4月7-11日にラスベガスで開催される全米放送事業者協会の展示会で、拡大を続けるカメラ・レンズアクセサリーシリーズを発表します。今日のペースの速い制作環境のニーズに応じて製造されたこのシリーズには、写真・映像用キットで再発売された CFF-1 および O-Focus デュアルミニフォローフォーカスシステム、受賞歴のある O-Box WM マットボックス、革新的な O-グリップ ハンドグリップシステム、ユニバーサルベースプレートなどが含まれています。

NAB で展示される製品は、次の通りです:

60L カーボンファイバー三脚

新しい OConnor の 60L カーボンファイバー三脚とフロアスプレッダーは、軽量でありながら OConnor Ultimate 2065 および 2575D フルーイドヘッドへの優れた支持を可能にします。三脚は精密工学を用いて設計されており、高抗張力で軽量の素材を採用しています。これによって、さまざまな制作環境に対応することができます。この 60L は、たった 9 lbs (4.1 kg) の重量であり、もっとも高い 60.6インチ (154 cm) であっても、安全にしっかりと 209 lbs (95 kg) の積載量を支えることができるダブル・エクステンション設計となっています。優れた伸長性を持ちながらも、本製品はたった 29.9インチ (76 cm) までたたむことができます。

スマートクイック クランプシステムには、目立つように三脚クランプロックダウンが含まれており、フロアスプレッダーと連結してあらゆる状況に安全かつ容易に設置できるようになっています。また、事前組込のミドルスプレッダーを備えたシステムとして購入することも可能です。取り外し可能なゴム足は、さまざまな形状の面で凹凸に対応し、最適な摩擦で安全に荷重を支えます。軽量ですばやくセットアップできる三脚である OConnor の 60L は、水準器機能を持つMitchell の台座を備えています。これによって、大きなカメラのための柔軟な撮影設定が必要となるプロの撮影カメラマンにとっては、最適な選択肢となっています (150mm ボールアダプタもご購入いただけます)。OConnor の 30L カーボンファイバー三脚は、従来の 25L & 35L の三脚シリーズを置き換えるものであり、軽量、ソリッドで高い安定性を備えています。このため、現在の新しい Ultimate 1030D & 1030Ds 世代のより小さいフルーイドヘッドに対しては、理想的な装着が可能となっています。

O-Focus デュアルミニ
OConnor O-Focus デュアルミニは、プロのカメラマンとアシスタントのために設計されたコンパクトな、ダブルサイド直接駆動フォローフォーカスユニットです。スチール写真レンズや無限に回転するレンズのハードストップに最適な 1:0.75 のギヤ比を持つ写真用セット、あるいはフォーカス範囲の広い Cine レンズにぴったりの 1:1.4 の出力ギヤ比を持つ映像用セットのいずれかでご購入いただけます。映像用および写真用両方のバージョンで、極めて低いプロファイルを備えており、大きな口径のレンズを使用することが可能となっています。O-Focus DM のモジュールデザインによって、カメラマンは写真用から映像用へレンズを交換することができますし、何の道具も使わずにハンドホイールを取り換えることによって、ニーズに最適な比率を機能させることができます。

3 種類の新しい OConnor フォローフォーカスキット

フォローフォーカスユニットはすべてダブルサイドであり、アルミニウム合金 7075 (超々ジュラルミン) 製です。キットにはすべてのレンズのギヤと摩擦ドライバーが含まれており、ノコギリ状の標準的な星形ドライバーギヤ連結、遊びのないモジュール連結システムを有しています。これによって、あらゆるレンズとともに幅広い用途で使用することができます。すべてのキットは、特注の発泡材を採用する堅牢な Pelican Storm のケースで、対応するアクセサリーと共に輸送されています (新しいクランクやフレキシブルなシャフトなど)。

O-Focus 映像用キット

O-Focus DM の映像用セットは、CFF-1 と多くの機能を共有していますが、より小さく、また直接駆動ギヤメカニズムを搭載しています。映像用セットは、1:1.4 の出力ギヤ比でご購入いただけます (CFF-1 は1:1.84)。幅広いフォーカスを持つ映像用レンズに最適です。O-Focus 映像用セットの重量は、ブリッジとハンドホイールを合わせて 1.52 lbs (0.69kg) です。

O-Focus 写真用キット

O-Focus 写真用キットは、スチール写真レンズや無限に回転するレンズのハードストップに最適な 1:0.75 のギヤ比を持つ業界初の製品です。極めて低いプロファイルのダブルサイドブリッジ直接駆動ギヤボックスを備えており、スイングアームはありません。O-Focus DM は、ウィップ、クランク、ギヤなど既存のフォローフォーカスアクセサリーをシームレスに統合するものとなっています。スチール写真用の新しい歯を持たない摩擦ドライバーによって、ノコギリ状のギヤリングを追加する必要はほとんどなくなっています。

Cine Follow Focus One (CFF-1) アクセサリーキット
CFF-1 アクセサリーキットには以下のものが含まれています:
メインブリッジ (C1241-1400)
スイングアーム (C1241-1200)
ハンドホイール (C1241-1100)
スナップオン スタジオロッド ブリッジ 15mm/19mm (C1241-1300)
ドライバーギヤ 43 歯 0.8M 6mm フェース – Cine (C1241-1600)
ドライバーギヤ 35 歯 0.8M 10mm フェース – Cine (C1241-1700)
ドライバーギヤ 50 歯 0.6M 7.5mm フェース – Fujinon ENG フォーカス (C1241-1800)
ドライバーギヤ 60 歯 0.5M 7.5mm フェース – Canon ENG フォーカス (C1240-1900)
マーキングディスク 10枚 (C1240-1530)
発泡材 (Storm Pelican 2200 ケースに充填)

Cine Follow Focus One (CFF-1) は、フォローフォーカスに関する最高の設計と技術を採用し、比類ないパフォーマンスを誇っています。CFF-1 は、ブリッジとハンドホイールを合わせても 1.83 lbs (.83 Kg) と軽量です。その多機能設計では、15mm あるいは 19mm のロッドシステムに容易に取り付けられるシングルブリッジと、ブリッジ両側に装着されるスイングアームを採用して、多用途性を最高のものにしています。これによって、ブリッジプレートを分割する必要がなくなっています。オプションで、15mm LWS ブリッジも購入可能です。このユニークなフォローフォーカスのメインブリッジは、サポートブリッジの継手とは独立してスライドします。これによって、特別なセットアップに関してより多くのオプションを持つことができます。

NAB で確認できる他の製品には、以下のようなものがあります:

O-Box WM

受賞歴のある OConnor O-Box WM は、16:9 形式のフルサイズセンサー周辺に設計された 2 段階のマットボックスです。広角のシステムであり、最高 18mm のレンズ (特定のケースではより広角)、直感的に使用できるハンドリングフィルターによる構成の自由性を持っています。この高精度の機械的なデバイスは、巧みに 3 種類のフィルターに対応します。2 つのトップローディングフィルターフレーム (“4×4” および “4×5.65” フレーム同梱) およびそれ以下になめらかに適合する 3 番目の 138mm ラウンドフィルターです。

O-グリップ ハンドグリップシステム

OConnor の O-グリップ ハンドグリップシステムは、圧倒的な耐久性と信頼性を持つソリッドなチタンコアを採用して作られており、最大積載量 44 lbs (20 kg) のスムーズな機能性を持つシングルハンドルボールジョイントを搭載しています。これによって、小さなカメラとも大きなカメラともうまく適合できる理想的な製品となっています。これは、単一の使いやすい O-グリップブリッジを通じて 15mm および 19mm ロッドシステムに取り付けられる、初めてのプロフェッショナルなカメラハンドグリップです。

ユニバーサルベースプレート

小型から中型のデジタル映像カメラ (オンセンサー装着スレッド付) を、業界で利用されている何千という標準的なプロフェッショナルアクセサリーに対応させるべく設計されており、レンズの光学軸センタリングがロッド計測を修正できるように製造されている頑健なカメラプラットフォーム、および大きくて重いズームレンズに信頼性の高いサポートが必要となるセットアップに関して標準的なスタジオブリッジプレートとのインターフェースを提供する機能を実装しています。